新しいことに次々とチャレンジする人気の宿泊施設”星野リゾート”が2019年2月に軽井沢に新たなホテルをオープンさせました。
その名は「BEB5 軽井沢」。
ターゲットは若者、テーマはルーズという斬新なもの。
最大の魅力はこれまでにない破格の値段設定とルーズさ。
この「BEB5 軽井沢」、一風変わったホテルだけど星野リゾートらしさがあふれているというから何とも興味深いですよね。
一体どのような施設なのか、詳しく探ってみました。
星野リゾートとは
本社を長野県北佐久郡軽井沢町におく星野リゾートは、日本の国内外に高級宿泊施設などを展開する総合リゾートの運営会社です。
軽井沢の魅力
長野県の山岳地帯にあるリゾートタウン軽井沢は避暑地として広く知られています。
東京では日中の最高気温が25℃以上の「夏日」が106日間ほど続くのに対し、軽井沢は真夏でも涼しい高冷地気候のため、8月の平均気温は20.5℃と、東京に比べ5.5℃も低いんです。
これは東京の5月下旬から6月上旬にかけての気温と同じ。
「やっぱり夏は軽井沢」といわれるだけありますね。
さらに、軽井沢は高級別荘地としても有名でお金持ちが集まる場所ともいわれています。
あの世界的有名なジョンレノンを虜にした軽井沢だけに、日本トップクラスのリッチなリゾート地といえるでしょう。
また、軽井沢は交通の便が良いのも魅力のひとつ。
東京から新幹線で1時間ほど、車でも2時間ほどで行けるとあって若もの世代の間でも人気が高まっており、新しいショップや施設が次々に出店するなど注目を集めています。
「BEB5 軽井沢」とは
軽井沢の地に星野リゾートが新たに手がけた宿泊施設「BEB5 軽井沢」は、若ものにもっと旅行を楽しんでほしいという星野社長の想いから誕生しました。
【出典:星野リゾート】
このホテルは、”仲間とルーズに過ごすホテル”をテーマに、特に20代〜30代前半の世代がターゲット。
若ものを旅に連れ出すためのホテルとして星野が力を入れているようです。
「BEB5 軽井沢」の魅力その1:料金が破格!
一般的な宿泊施設は、週末や連休、夏休みに年末年始などの時期は料金が高くなるもの。
しかし、「BEB5 軽井沢」は、年中料金設定が一定。
しかも、ひとりいくらではなく一室の料金設定のため、宿泊する人数によってはかなり破格の値段で泊まることができます。
3人まで入れるお部屋であれば1室1万6千円。
2人で利用すればひとり当たり8000円で、3人だとひとり当たり5333円ほどで泊まる事ができます。
【出典:星野リゾート】
ただし、この料金は宿泊者全員が35歳以下に限ります。
ちなみに、36歳以上だと1室1万8千円〜です。
この安さを実現するため、「BEB5 軽井沢」ではコスト削減として、ルームサービスや部屋へのアテンドはありません。
「BEB5 軽井沢」の魅力その2:ルーズで快適
【出典:星野リゾート】
ルーズなパブリックスペース
「BEB5 軽井沢」のロビーはカジュアルでいてルーズ。
ロビーと中庭を含めて「たまり場(TAMARIBA)」と呼ばれる1階ロビーは誰もが自由に出入りできる開放的な場所(パブリックスペース)になっており、ウッドデッキの中庭を囲むようにショップなどが並び、それぞれを隔てる仕切りの無い一体的空間となっています。
【出典:星野リゾート】
このTAMARIBAの最大の特徴は、夜中まで遊べること。
24時間あいているので、長時間ゲームをして遊んでもよし、朝方まで仲間と飲み明かすのもよしとまさにルーズに過ごせる空間になっています。
ルーズなカフェ
楽しいルーズさはカフェにも!
ウェルカムポップコーンはお客自身が好きな分だけ袋に詰められるという宿泊者自身でやってもらう食べ放題システム。
他にもルーズなサービスとして、1g4円の量り売りワインは好きな量を自分でコップに注ぎレジへ持って行くシステム。
アルコールをすごく飲む人、飲まない人と分かれることもあるだけにこのシステムは画期的ですね。
もちろんTAMARIBAにあるカフェにはスタッフが必ずいて24時間対応してくれます。
気になる食事もルーズスタイル?!
「BEB5 軽井沢」は、館内にカフェはあるもののレストランがなく夕食の提供はしていません。
なので、食事は1階のカフェで好きなものを注文する、もしくは、近くのお食事処へ出かける、買い出しで持ち込むといったルーズスタイルになっています。
飲食店の場所はスタッフが教えてくれるので心配はいりません。
せっかく軽井沢に来たからには、人気店を予約したり、はしごしてみるなど食事を楽しんでみてはいかがでしょう。
ちなみに、「BEB5 軽井沢」のカフェの一押しメニューはパルメザンチーズで羽をつけた「羽根つきフレンチトースト(1296円/税込)」です。
【出典:星野リゾート】
食事はホテル内のどこで食べてもOK、持ち込みOK、というルーズさがウリなので気兼ねは不要です。
チェックイン/アウトもルーズ
チェックイン、チェックアウトを行う場所もこれまた楽しさあふれる工夫がされており、なんとDJブースを兼ねたカウンターに。
カウンターでの手続きは手間のかからない自動チェックインを導入。
予約時に送られてくるQRコードをかざすだけで簡単にチェックインができます。
「BEB5 軽井沢」は、下記のように、スマホひとつで予約〜精算までを可能した宿泊ホテルになっています。
①スマホで予約
②スマホでチェックイン
③スマホで精算
気になるカウンター型DJブースですが、TAMARIBAに来たお客さんは好きな音楽をリクエストしたり、自分で音楽をかけたりとこちらも24時間楽しむことができます。
「BEB5 軽井沢」の魅力その3:ノープランでも楽しめる
「BEB5 軽井沢」は、清流が流れる豊かな森に囲まれた「軽井沢星野エリア」の一角にあります。
徒歩圏内には、「ハルニレテラス」や、源泉かけ流しの「星野温泉 トンボの湯」など16の個性的な店舗があり、ノープランでも訪れても十分楽しむことができます。
源泉かけ流しの「星野温泉 トンボの湯」
「星野温泉 トンボの湯」は、星野リゾートが営む立ち寄り温泉。
魅力は開放感たっぷりの大きな露天風呂。宿泊者は500円と限定料金で利用できます。
※営業時間 10:00~23:00(最終受付22:00)
※料金:500円(税込/通常料金1300円)
天然氷のスケートリンク
冬場は森の中の「ケラ池」が凍ってスケートリンクが登場します。
人工のリンクとは一味も二味も違う、冬の軽井沢ならではの体験ができます。
【出典:星野リゾート】
※時間:10:00~16:00 期間:2019年3月10日まで
※料金:1,800円(税込/貸し靴料込)
アクセス
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉3364-15 |
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アクセス | ・中軽井沢駅からタクシーにて約5分(1,000円前後) ・中軽井沢駅から徒歩約20分 ・電車利用の場合 東京駅 [北陸新幹線]→軽井沢駅 [しなの鉄道]→中軽井沢駅 ・車利用の場合 東京(関越道)→藤岡IC(上信越道)→碓氷・軽井沢IC~碓氷・軽井沢IC~碓氷・軽井沢ICより20分 車/長野(上信越道)→小諸IC~小諸IC~小諸ICより25分(浅間サンライン経由) |
駐車場 | 有り(無料) ※ 冬季時期(12月~3月上旬)は、降雪や路面の凍結が発生する場合があるため、車で行かれる方は、スタッドレスタイヤもしくはチェーンの装着をおすすめします。 |
部屋情報
洋 室 | 33室 |
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和 室 | 0室 |
和洋室 | 0室 |
その他 | 40室 |
総部屋数 | 73室 |
*部屋の広さ19㎡
チェックイン時間 | 15:00~ |
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チェックアウト時間 | ~11:00 |
禁煙有無 | 全室禁煙 |
部屋設備 | ・全室バストイレ ・全室シャワー ・全室冷暖房 ・テレビ ・空の冷蔵庫 |
インターネット関連 | ・全室対応 ・接続方法:無線LAN ・PC貸し出し:なし ・インターネット接続:有料 [補足] パブリックスペースおよび客室では無線LANが利用できます。 |
アメニティ | ・客室セットにタオル、シャンプー類、ハブラシ。 ・滞在着は有料レンタル |