牛乳の代わりに使われる植物性ミルクと言えば、アーモンドミルクや豆乳が知られていますがニューヨークでは最近、オートムギから出来たオートミルクが大人気で、スーパーなどで売切れ状態が続いていることを米新聞のウォールストリートジャーナルに掲載されました。

今回は、アメリカで人気急上昇のオートミルクについて調べてみました。



そもそもオートミルクって何?

健康を気にする人にとって植物性のミルクは非常に有難いものです。
オートミルクとは、植物性のミルクの中でもオート麦(オーツ麦、オートとも呼ばれる)で作られたミルクのことです。

オーツ麦

このオート麦(=燕麦(エンバク))は、高い栄養価があるにもかかわらずとってもヘルシー

では、オート麦の魅力を紹介します。

オート麦の魅力

グラノーラやオートミールなどに加工されることの多いオート麦は、外皮にβ-グルカンを多く含んでおり、その健康効果も続々発表されています。

🔴水に溶ける食物繊維の「大麦β(ベータ)-グルカン」がたーっぷり!
食物繊維には「水に溶ける(水溶性)」タイプと「水に溶けにくい(不溶性)」タイプの2種類があり、それぞれが異なる働きをしています。

ほとんどの野菜に多いのは「水に溶けにくい(不溶性)」タイプ。
その点、大麦は他の食材ではなかなかとることができない水溶性食物繊維である「大麦β-グルカン」がたっぷりなんです。

この大麦β-グルカンは、食後血糖値の上昇を抑える=「糖質の吸収を抑える」ことがわかっています。その働きはというと、大麦β-グルカンは、水に溶けると水分を吸収してゼリー状に固まる性質があり、ゼリー状態となった大麦β-グルカンが、胃の中にある食べ物を包み込んで、消化器官をゆっくり移動します。そのため、糖質の吸収をゆるやかにしてくれるのです。

🔴大麦に含まれる大麦β-グルカンの健康効果は、世界各国が“お墨付き”!

世界各国から“お墨付き”をもらっている大麦β-グルカンですが、具体的には、1日3000mgを摂ることができる健康的な食べ物に対して、米国では冠状動脈心疾患のリスクを下げる効果を表示することが認められており、日本でも、健康食品の普及啓発活動を行う日本健康・栄養食品協会が「コレステロールの正常化」「食後血糖値の上昇抑制」「満腹感の維持作用」について効果があると評価しています。

ちなみに、アメリカでは2006年に、カナダや欧州連合は2012年に、オーストラリア・ニュージーランドは2013年にβ-グルカンの健康表示が許可されています。

【参考元:大塚製薬日本健康・栄養食品協会Food and Drug Administration(http://www.barleyfoods.org/FDA-final_ruling.pdf)】

グラノーラやオートミールなどに加工されるオート麦の外皮にはβ-グルカンが多く含むまれています。

オートミルクってなぜ人気なの?

オートミルクは糖質が少なく、食物繊維が豊富な栄養満点ドリンクとあって健康、美容意識の高いニューヨーカーの間でブームになっています。

オートミルクのメリット

ヘルシー志向の高まりから牛乳の代わりとして人気が出ているオートミルクですが、どんなメリットがあるのか探ってみました。

【メリット】
●牛乳よりも消化がよい
●100%植物由来
●超内フローラ整えてくれる食物繊維を豊富に含んでいる
●抗酸化成分を多く含んでいる
●飽和脂肪が少ない
●血糖値をコントロールする

大塚製薬によると、大麦β-グルカンのパワーは、朝食後、昼食後の血糖値の上昇を抑えるだけでなく、1日の糖質や食生活をコントロールすることができ、大麦β-グルカンを含む食事を摂ると、食後の糖質の吸収が53%抑制されることが報告されています。と報じています。

血糖のコントロールができない状態が継続するのが糖尿病ですから、日頃から高血糖になりにくい食事を心がけることが、糖尿病予防には大切です。



オートミルク人気は年々上昇!

アメリカで大人気となっているオートミルクの勢いが止まらない!

近年、オートミルクなど植物性のミルクはアメリカで急激に売上げを伸ばしているようで、5年前からは52%も上昇し、23億ドル(おおよそ2500億円)にもなると言われています。

そん中、ヘルシー志向の強いニューヨーカーに人気なのが「OATLY(オートリー)」というメーカーのオートミルク。

現在も品切れ状態であることを米新聞が取り上げるほどで、「OATLY(オートリー)」のオートミルクはアメリカでも入手困難のようです。⬇️

オートミルク【出典:OATLY】

大人気となっている「OATLY(オートリー)」は、スウェーデンから2年前にアメリカに進出したオートミルクのブランドメーカーで、あまりに売れ過ぎるため供給が追いついていないようです。

そのため、現在、供給不足を解消するため「OATLY(オートリー)」は、ニュージャージー州に1,000万ドル(日本円で約11億円)をかけて工場を建設中とのこと。

アメリカのオートミルク人気の勢いはまだまだ続きそうですね。

ちなみに、「OATLY(オートリー)」は、KRAV認証を受けた有機栽培オート麦を使用しています。

*KRAVとはオーガニック認証団体のことです。

米人気のオートミルクは日本で買える?

アメリカ・ニューヨークで大人気のオートミルク。

人気メーカーの「OATLY(オートリー)」のオートミルクは、生産が追いつかないほどの人気ぶりのようで残念ながら今のところ日本にはまだ入ってきていません。

しかし、他メーカーのオートミルクは日本でも販売されており、ネット通販等で簡単に入手できます。

とはいえ、「OATLY(オートリー)」のオートミルク、気になりますよね。

そこで、「OATLY(オートリー)」と日本で人気のオートミルクを比較してみました。

メーカー OATLY(オートリー) Alpro(アルプロ)
商品名 オートミルクチルド
(1L)

日本販売なし

オート オリジナル
(1L)
オートミルク Amazon:899円(参考価格)
材料 オートミール(水、オート麦)。菜種油、リン酸二カリウム、炭酸カルシウム、リン酸三カルシウム、海塩、リン酸二カルシウム、リボフラビン、ビタミンA、ビタミンD 2、ビタミンB 12 水、OAT(10%)、チコリの根繊維、ひまわり油、カルシウム(リン酸三カルシウム)、海塩、安定剤(ジェランガム)、ビタミン(リボフラビン(B2)、B12、D2)
特徴 ・原産国/カナダ
・コレステロールゼロ
・オーガニック認証

✅繊維が豊富
✅100%グルテンフリー
✅飽和脂肪が少ない
✅砂糖不使用
✅特許取得済みの酵素技術(天然酵素入り)

・原産国/ベルギー
・コレステロールゼロ
・有機JASマーク
・EU産有機農産物マーク

✅繊維が豊富
✅100%植物由来
✅飽和脂肪が少ない
✅カルシウムとビタミンB2、B12、Dの供給源
✅オーツ麦飲料の市場基準より30%多い繊維

栄養価 (100mlあたり)
カロリー:50kcal
炭水化物:6.6g
たんぱく質:1.25g
飽和脂肪酸:0.2g
ビタミンD:1.5 µg
ビタミンA:66µg
ビタミンB12:0.5µg
カルシウム:145 mg
(100mlあたり)
カロリー:42kcal
炭水化物:6.8g
たんぱく質:0.3g
飽和脂肪酸:0.1g
ビタミンD:0.75 µg
ビタミンB2:0.21 mg
ビタミンB12:0.38 µg
カルシウム:120 mg

日本販売されているアルプロ以外のオーガニック・オートミルクはこちら⬇️

◾️EcoMil(エコミル)有機オーツ麦ミルク グルテンフリー


<商品詳細>
有機JAS認定品。グルテンフリーを保証する、異なる種類のオーツ麦を使用。大豆を含まないため大豆アレルギーの方も安心のグルテンと小麦を含みません。

  • ラクトース(乳糖)不使用
  • 乳製品・砂糖不使用/保存料・着色料無添加
  • 生産国: スペイン
  • 原材料: 有機オーツ麦、有機ひまわり油
  • 商品量:1000ml
  • 賞味期間: 製造日から開封前冷暗所で14ヶ月

ネット通販: Amazon   楽天市場   Yahoo!

◾️ブリッジ オーガニックオーツドリンク 有機JAS認定

<商品詳細>
特許を取得した製造方法で、有機オーツ麦から作った穀物ドリンク。オーツ麦の香ばしいコクと風味、穀物のすっきりとした甘みが特徴。使用している水は海抜450mの山からくみ上げた湧水を使用。

  • 原産国: イタリア
  • 原材料:有機オーツ麦、有機食用ひまわり油、有機食用紅花油、食塩
  • 商品量:1000ml
  • 商品重量:2.1kg

ネット通販: Amazon   楽天市場   Yahoo!

オートミルクどうやって飲む?

牛乳や豆乳が苦手の方にもおすすめ!

オーツミルクはホット、コールドのどちらでも飲むことが出来ますが、牛乳の代わりとしてコーヒーや紅茶・ココアなどに入れて飲むのもおすすめです。

オートミルクの使い方

通常はシリアルなどにかけて食すことの多いオートミルクですが、牛乳と同じように料理にも使えます。

たとえば、クリームやソース、スムージー、お菓子類など、普段の牛乳使いと同じように料理にも活用出来ます。

ドリンクだと、コーヒー+オートミルク、ココア+オートミルクなども楽しめますね。

糖質が気になる、食物繊維が不足がちという方はオートミルクを検討してみてはいかがでしょう。

まとめ

飲み物としてはもちろん、料理にも使えるオートミルク。牛乳と同じ感覚で使用できるため、ヘルシー志向のニューヨーカーに人気がでるのは当然なのかもしれませんね。



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